3/22(金)
合格発表
昨日は公立高校の合格発表でした。朝早くに目が覚めたので、市立西宮の合格発表に行ってきました。私は長年塾講師をやっておりますが、生徒の合格発表を見に行くのは初めてです。もちろん今まで関心がなかったというわけではありません。自分の生徒がみんな同じところを受けるのなら見に行っていたと思います。
今年もみんないろんなところに受けに行ったわけですが、どうしてもY君(前回日記参照)にだけは会いたくて行ってきました。発表時刻の10時前に着き、人だかりを眺めましたがY君は見当たりません。もう一人の市西受験者のEさんも見当たりません。Eさんは中三の冬休みからの入塾でまだ3か月もたっていません。当初は西宮東を受験するつもりでしたが土壇場で市西に変更してもらいました。志望校変更の時点でまだ通塾2か月ほどです。それでも受かる確信があったので変更してもらいました。姿は見えませんでしたが、自己採点の結果からもまぁ安心しておりました。
二人の受験番号を聞いていたわけではありません。複数志願制の場合、番号があっても第一志望に合格したかは封筒を開けるまで分かりませんので聞いたところで掲示を見ても結果は分かりません。
久々に独特の空気を味わいながら寒空の下、立っておりました。最初の人だかりがなくなりひと段落したころにY君が来ました。同じ学校の友達4人もいました。
その5人の中からY君だけがすたすたと発表を見に校舎に入っていきました。その直前に私に会いました。なぜY君だけが先に発表を見に行く構図になったかというと他の4人は受かっている自信があったからです。それはずっとY君から聞かされていました。市西受ける子の中で自分だけ明らかにレベルが低いと。まぁ12月の模試結果を見てもそういわざるを得ないのですが。彼には周りがみんな受かって自分だけが落ちるかもしれないというプレッシャーが常にあったと思います。
そしてY君が戻ってきました。「先生、受かった、受かった」と。「ほんまか」と言い封筒の中身を確認。合格は合格でももしかしたら市西じゃないかもしれないのでしっかり自分の目で確かめときました。本当によかったです。彼にとって激動の一週間でした。一週間前に彼から問題用紙を受け取り、問題用紙へのメモ書きを見て、あり得ないミスをたくさん見つけ、私は彼ほどの絶望はありませんでしたし、受かっている可能性もあるとは思っていましたが、さすがに楽観はできませんでした。今だから書けますが彼は仁川のIコースに落ちています。彼の合格の瞬間に立ち会えて本当に幸せでした。
その後、仲間の4人も校舎に入っていき当然のように合格。かっこいいですね。
Eさんですが彼女には会えませんでしたが10時前から来ていて、私が戻るより先に塾に来てくれていたそうです。その場で会いたかったけれど、普通に受かっていたのでよかったです。
その後続々と報告に来てくれた生徒たち。
一つの節目が終わりました。うちの新年度は4月です。もう頭を切り替えて新たな年度に向かわないといけないのですが、整理するのにもう少し時間がかかりそうです。また時間ができたら入試結果を載せます。
3/15(金)
Y君
公立高校入試が終わりました。
今の感情を忘れないためにこれを書いております。
毎年、入試はあります。今までにいろんな子を見てきました。生徒達とかけがえのない経験を共有してきました。もちろん一人ひとりが大切ですが、その中でも特に印象深い生徒がいました。もうこんな子には出会えないんじゃないかと思うぐらいに。
そして今年度の入試を迎えました。
入試が終わってY君が塾に来ました。泣いていました。私は言葉を失いました。
去年の10月ぐらいまでの彼なら、私の前で涙を流すことなどありえないし、今、私が日記を書くこともなかったでしょう。卒業式の余韻に浸ることなく塾に来た彼が、ほんの12時間ほど前に私の前で涙を流していました。
彼は頑張りました。毎日塾に来ました。今までの誰よりも。合格か不合格かなんて今の時点では分かりません。でも彼をこんな目に合わせてしまい、今までやってきたことが間違いだったんじゃないかという思いがこみ上げてきました。
彼から問題用紙を受け取り、解きました。出題形式が変わることは分かっていました。問題が難しかったとかそういうことではありません。
メンタル面です。なんでもっと分かってあげられなかったのか。もっとかけるべき言葉はなかったのか。もっと対策すべきことはなかったのか。自分の中に慢心はなかったのか。
結果がどうであれ普段通りの力が出せなかったのは間違いありません。彼は優しすぎました。背負わなくてもいいものまで背負ってしまったのかもしれません。入試は自分のため。ダメでも自分のせい。明らかに今までの生徒達とは違います。今までもめちゃくちゃ頑張った子たちがいました。その子たちはどんな出来であれ、終わった後はすがすがしい気持ちだったと思います。自分のためにやってきて、やれることはやりきったんだから、後悔することなど何もない。そんな子たちを見てきました。
結果なんてどうでもいい。彼にもそうなってほしかった。高校入試がすべてではない。ないけれど、一生残るほどの悲しい思いをさせてしまったことは事実。
彼は本当に私の言うことをよく聞いてくれました。今年に入って彼に会わなかった日は片手で数えられるぐらいです。彼がここにいるのが私の日常でした。入試前から、入試が終わってもうちに通い続けると言ってくれました。1年前からは想像もつかない今の姿。彼の成長を一番近いところで見てきました。だからこそ笑顔が見たかった。まだ終わりではないけれど。
3/7(木)
公立高校入試一週間前
2月があっという間に終わり、今日、外に出てみると暖かく、もう3月なんだということに改めて気づかされました。毎日、同じかっこで塾と自宅の往復。外にいる時間は数分程度です。季節の移り変わりなど感じる余裕がありません。塾に来てみると室内温度が20℃を超えておりました。気持ちのいい天気ですがやはり気分が晴れるのは合格発表後です。あと1週間、やれることをやりきってほしいですね。
体罰が問題になり、学校では体罰調査なるものが実施されたようです。記入用紙を塾に持ってきた生徒さんがおりました。じっくりは見ていないのですが、「体罰を受けた」にすると、「管理職から呼び出しがかかる」みたいな文面がありました。もちろん「嫌いな先生の名前を気軽に書かせない」という牽制にはなると思いますが、この一文があるおかげで、本当に書きたい人が二の足を踏むことは目に見えています。名前を書いても生徒を呼び出すのではなく、保護者から状況を確認することを優先すべきだと感じました。
塾と違って学校は生徒に対して絶対的な権力を持っています。生徒はやめたくてもやめられません。我慢しなくてはなりません。そういう我慢が成長にもつながるとは思います。でも、やはりもっとオープンでなければなりません。ちょっとしたことでも嫌なことは嫌だと言える、そういう環境づくりに努めるべきです。あの用紙を見て、名前を書く人は相当勇気のある人だと思います。「めんどくさいのが嫌だから名前を書かない」ではなく、「自分のため、周囲のため」と思って、真摯に向き合ってほしいと思います。
その点うちの塾は・・・、中にはおとなしい子もおりますが、みんな結構遠慮せず話してくれます。それが「やる時はやる」という信頼関係につながるのだと思います。塾に来て言いたいことも言えずに遠慮するのはもったいないことです。どんどんぶつかってきてほしいですね。もちろん「周囲の迷惑にならない程度に」ですが。。。
2月にチラシ折込をし、たくさんのお問い合わせをいただいております。ただお問い合わせをいただく学年は中学生がほとんどです。まだ4月からのスケジュールは固まっておりませんがそろそろ満席になりそうです。逆に小学生の方のお問い合わせが少なく、このままいくと夕方の時間がさびしくなりそうです。中学に入ってついていけなくなってから塾に入るのではなく早い時期から入っておいた方が、つまずく可能性はぐっと減ります。つまずいてしまうと勉強が嫌いになってしまいます。小学生の方、是非、お問い合わせをお待ちしております。
